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緑内障 薬物療法                    2008年10月11日

原発開放隅角緑内障・高眼圧症

正常眼圧緑内障

正常眼圧緑内障は原発開放隅角緑内障に含まれるべきか、別のカテゴリー(循環器・血管障害による)であるのか議論のあるところではあるが、眼圧治療が視神経障害の進行防止に有効なことは明らかである。
無治療で眼圧は10〜18mmHgの間で日内変動しているされている。最高眼圧が15mmHgより高いと、視野障害の進行が強い(30ヶ月観察)との報告もある。
正常眼圧緑内障の診断は、視神経異常所見によるところが多い。問題は診断が非常に困難であり、本当に正常眼圧緑内障であるとの確定診断が得られたら、原発開放隅角緑内障と異なる治療となる。「たかせ眼科」では、HRT2,GDxを診断に用い、より正確な診断を下し、管理においても健常眼圧保持の判断に有力な根拠を得る事が出来る。治療は薬物療法と選択的レーザー繊維柱帯形成術が中心となる。

点眼治療薬
ハイパジール、ミロル、トルソプト、デタントール、レスキュラ、キサラタン、トラバタン、ピバレフリン、などが組み合わせて使用してよい。キサラタン+エイゾプトの組み合わせも好んで処方される。
βー遮断薬は循環動態への影響が理論的には否定出来ないが、眼圧が下降しての治療効果であり、臨床的経験則では眼圧が十分に下がれば視神経障害が停止・改善する症例が多く存在する事実がある。
チモロールは眼圧下降作用が強い。カルテオロールは、内因性交感神経刺激作用があるので循環器系に影響が少ないので、眼内血流の減少があるとの指摘は受けないであろう。選択性と非選択性βー遮断薬間には視野障害進行に有意差を認めなかったとの報告もある。
私見であるが50歳以下の若年者には喘息、循環器系、糖尿病などの全身疾患が無いことを条件にβー遮断薬の使用も眼圧下降効果とコンプライアンスの点から有用と考える。

内服薬
カルシュウム拮抗薬(サブロミン 20mgx3)により改善することもある。ビタミンB12も有意に有用との報告もある。カルナクリンも使用を検討する価値があろう。

選択的レーザー繊維柱帯形成術(SLT)

上記の薬物組合わせ投与+SLTするのであるが、視野検査と視神経障害の定量的解析は根気強く続行し、変化に対応していかなければならない。眼圧測定は圧平眼圧計で測定し時刻を記録する。
患者さんは、検査日にはコンタクトレンズ禁、眼鏡使用で受診されることをお勧めする。

視野進行が早い場合には手術も検討する。これらの治療は戦略的にすばやく決断することが必要。

原発開放隅角緑内障・高眼圧症

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正常眼圧緑内障は日本人に多いのです。早期診断と早期治療が大変有効で、視機能のQOLを生涯
保持することが可能です。早期診断には三次元眼底画像検査による網膜神経線維・視神経乳頭の画像解析が役に立ちます。
たかせ眼科では、GDX,HRT2などで正確な緑内障診断、これに伴う有効な治療、治療評価を実施しています。


眼科の病気では、診断が困難な緑内障の一つとして、正常眼圧緑内障があります。
症状は、視野欠損が出現してはじめて自覚できることが多い。視神経障害が進行性で、視神経障害に対応して視野障害が起こります。

40才から加齢にしたがって発症率が増えます。
初期自覚症状として、眼の不定愁訴や眼精疲労がありますが正常眼圧緑内障特有のものではないのです。

診断は、視神経の緑内障変化、網膜神経線維層欠損の出現、これらに対応する視野欠損を明らかに出来れば容易です。緑内障三次元画像解析と視野解析が有用。
眼圧は常に21mmHg以下にあるのが正常眼圧緑内障のゆえんです。
放置すれば、末期には失明いたします。早期の発見治療が失明を防ぎます。


たかせ眼科

正常眼圧緑内障はゆっくり、静かに視野欠損が進む、眼圧治療が有効


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